図書館制度・経営論[’23-’24]レポート作成談 近大司書 2023年4月入学

設題に対してどのように考えてレポートを作成したかを振り返ってみました。
レポート作成のヒントになれば幸いです。

目次

「図書館制度・経営論」のレポート設題

設題(字数指定2,000字)
「図書館経営の基本思考」における「未来思考」の5点について簡潔明瞭に説明した後、その「未来思考」を受けて、今後の専門職としての司書のあるべき姿を論じるとともに、それに伴う図書館運営のあり方を、貴方自身の考え方を含め論じて下さい。

「未来思考」の5点は簡潔明瞭に説明するのがポイントです。

「図書館制度・経営論」のレポート、こう考えた

後半の設題(「未来思考」を受けて、今後の専門職としての司書のあるべき姿を論じるとともに、それに伴う図書館運営のあり方を、貴方自身の考え方を含め論じて下さい)は、なにをどう書いたらよいのかまったくわからずとても悩みました。

1回目のレポートの講評で、「後半の設題については、第6章『組織のあり方』や第8章『人的資源のあり方』などを学習することによって、応用が効くと思います。」とアドバイスをいただきました。

そこで、テキストの該当箇所を何度も読み直し、重要と思われる点にマーカーをしていきました。

すると見えてきたのは、専門職として本来あるべき司書の姿と、近年の公立図書館の多様な雇用管理形態を背景とする実態と課題でした。

そのため、その2つを解答の軸にして、以下のような構成にしました。

専門職としての司書の役割

・専門職とは(専門職の定義)
・本来の専門職としての司書の役割について

司書が知識を深めるためにやるべきこと

・司書が行うべきこと
・図書館運営側が行うべきこと

図書館における組織のあり方

・職能別組織、主題別組織、利用者別組織、資料別組織、それらを混合した混合組織について

図書館の人員配置に際しての問題点

・雇用形態の複雑化

まとめ

・図書館政策を健全に行うために大切なこと

また、公立図書館の多様な雇用管理形態を背景とする実態と課題について書かれている参考文献を探し、客観性をもたせるようにしました。

「図書館制度・経営論」の合格レポート解答例

「図書館制度・経営論」の合格レポート解答例です。

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