設題に対してどのように考えてレポートを作成したかを振り返ってみました。
レポート作成のヒントになれば幸いです。
目次
「図書館情報資源特論」のレポート設題
設題(字数指定2,000字)
「灰色文献とはなにか、灰色文献の定義や意義、特性について記述してください。また、灰色文献と言われる具体的な資料名を挙げて、その資料の特徴についても説明してください。」
灰色文献という言葉自体が初めて知る用語でした。
「図書館情報資源特論」のレポート、こう考えた
灰色文献について記載しているテキストのページを調べたところ、ほんの1ページほどしかなかったため、インターネット検索で情報収集しようと考えました。
インターネットで検索してみると、沼にはまり込むようにさまざまな学術的情報が見つかります。
情報が多くて読むのに苦労しましたが、灰色文献はどのような場で定義づけがされ、どのような変化を経てきたのかがよくわかりました。
また、先輩方のブログで紹介されていた、井上真琴さんの「図書館に訊け!」(ちくま新書 2004年)も図書館で借り、レポート作成に役立てようと考えました。
実際にレポートを作成する際は、灰色文献の定義、意義、特性についてそれぞれ解答もれのないよう意識して取り組みました。
灰色文献の定義については、インターネットの学術情報を参考にしました。
灰色文献の意義についてはどのように書いたらよいか悩みましたが、例えば、社史がその企業の変遷を綴ったごく内部的な資料ではなく、実は日本の発展において大変重要な資料であるといった参考文献の記述を読んでおもしろいと感じたため、そこを軸にして記載してみました。
灰色文献の特性と具体的な資料名と特徴についてはテキストと参考文献の内容を盛り込み記載しました。
「図書館情報資源特論」の合格レポート解答例
「図書館情報資源特論」の合格レポート解答例です。