図書・図書館史[’23-’24]レポート作成談 近大司書 2023年4月入学

設題に対してどのように考えてレポートを作成したかを振り返ってみました。
レポート作成のヒントになれば幸いです。

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「図書・図書館史」レポート設題

設題(字数指定2,000字)
「日本または西洋のどちらかを選び、それぞれの時代(古代、中世、近世、近代以降)の図書館発展の特徴をコンパクトに要約し、かつ私見(400字程度のまとめ)を述べてください。」

「図書・図書館史」のレポート、こう考えた

テキストは、図書や図書館がどのように発展してきたかがコンパクトにまとめられていて読みやすかったです。
日本と西洋のどちらかということで、私は日本を選びました。

レポート作成にあたり、古代、中世、近世、近代以降をどのようにわけたらよいかを調べ、以下のように区分しました。

 古  代: ~平安時代まで
 中  世: 鎌倉時代~室町時代まで
 近  世: 安土桃山時代~江戸時代まで
 近代以降: 明治時代~

「レポート作成上の留意事項・ポイント」には「テキストをよく読んで、各時代の概要(特徴)をバランス良くまとめてください。」とあります。
実際にレポートを書いてみると、各時代を同じくらいの分量で述べて、かつ2,000字(最大2,100字)以内にまとめる作業が難しかったです。
特に近代以降については、明治時代から現代までを要点をもらさないようにしつつ、具体的かつ簡潔に整理してまとめなければならないのが悩みどころでした。

反省点は、レポート作成の留意事項にあった「情報伝達媒体とその生産技術・生産量や図書館利用者の変化にも必ず言及してください」という点が不充分になってしまった点です。

「合格」はできたものの、講評では「製紙技術や印刷技術の向上により、図書の流通量が時代の下るにつれて増加し、市井の人まで読書ができるようになり、出版文化や貸本業が隆盛となることも踏まえて書いて欲しかったです。」と指摘がありました。

「図書・図書館史」の合格レポート解答例

「図書・図書館史」の合格レポート解答例です。

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